店長日記

貴重な生き物

2007年06月02日

5月下旬のある日、子供と田んぼにおたまじゃくしを見に行きました。でも、その田んぼにはあめんぼが数匹いただけで、おたまじゃくしは1匹もいませんでした。そこで、別の田んぼへ行ってみたのですが、やはり1匹も。場所を変えいくつかの田んぼへ行き、ようやくおたまじゃくしが2.3匹だけ見つかりました。もっといたのかもしれませんが、あまりの少なさにびっくり。少なくなった原因は農薬を使用したためでしょうか。

ある日、偶然通りがかった山へ子供と行ってみました。ある細い坂道を歩いて下りていくと、アゲハ蝶やトンボや糸トンボが飛んでおり、水の中にはおたまじゃくしがうようよ。めだかまで泳いでいました。隅のほうには、トノサマガエルも数匹いてジャンプしたり泳いだり、子供はめずらしい光景におおはしゃぎでした!!でも人工的に飼育しているような感じがしたので、捕まえないで帰りました。子供の頃のことをとても懐かしく思い出しました。子供の頃に当たり前のようにあった光景を、最近ではほとんど見ることができなくなったことに、子育てして、初めて気が付きました。

今日、また別の山へ行ってみました。偶然、親切なナチュラリストの方と会い、山をいろいろと案内してもらえました。ギフチョウやトンボ、タニシやヒキガエルやモリアオガエルのおたまじゃくし他、今では稀少な生き物を見ることができました。木の上にうんだモリアオガエルの卵や、サンキョウウオの産卵場所も見せてもらいました。ナチュラリストの方は、通常の環境ではこれらの生き物は30年後は絶滅しているでしょう・・・と言っていました。昔と違い、この山のように人が自然環境を守っていかなければならない時代なのではないでしょうか。子供たちの未来のためにも。。



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